敏腕ワーママは、小一の壁、中学受験の壁をどう乗り越えた? (志村綾子さん・後編)

 

最前線にこだわってキャリアを積み重ねてこられた志村さん。後半はキャリアと子育てについてお聞きします。

 

 

ー 仕事と子育てを両立するのにどんな困難なことがありましたか?

 

パートナーと、私の仕事に対する意見の食い違いがあったことですね。話し合いの結果、シングルになりました。しかし、仕事復帰のタイミングで、両親に近所へ引っ越しをしてもらいまして、お恥ずかしながら、いまもずっと子育てをサポートしてくれています。有難いです。

 

ー ご両親のバックアップは心強いですが、子育てと仕事の時間のやりくりはどのようにされていたのでしょうか?

 

保育園には私が朝一番に連れて行き、帰りは母が迎えに行って平日の食事もサポートしてくれました。私だけではなく、息子にとっても祖父母に育てられるのはよかったといまは思います。

 

仕事と子供の時間配分は先に説明しました『7つの習慣』を元に、手帳を駆使しています。電子ではない手帳を使用していますが、毎年12月ごろにはボロボロになります。

 

ー 保育園から小学校に上がられてからはいかがですか?小1の壁はありましたか?どうやって乗り越えてきたのでしょう。

 

私が早朝に仕事に出かけるので、保育園からのお友達のご家族の家に預け、その家の子供と一緒に登校するようにしていました。帰りは、学童から、私の両親の家に帰ってもらっていました。このように、周囲の方のサポートで乗り越えることができました。

 

また、学校の先生とは仲良くするようにしました。PTAの役員も4回くらい担当しましたし、なるべく先生とコミュニケーションをとって何かあったら教えてもらうような環境づくりをしていました。先生は私がシングルだということはご存じなので、そういう意味でいろいろとアドバイスしてくださいました。中には合わなかった先生もいましたが(笑)そうやって、なんとか仕事をやりきってきました。

 

しかし中学受験は大変でした。

 

ー 中学受験はどう両立されたのでしょう。

 

息子が受験したいというので、小学校3年生から塾に入れました。予習がある塾だと私が勉強をみなくてはいけないので、復習型の塾を選びました。一人で電車に乗って塾へ向かう練習もかなりしました。5、6年生になってくると模試があるので、土日はそれに費やすようになりました。野球と水泳を続けていて、勉強を両立させるのが3、4、5年生の時はすごく大変でしたね。逆に部活がなくなった6年生の時は、勉強に集中できるようになったと思います。

 

実は、先日子供も大学1年生となりました。中学受験よりも大学受験のほうが親の精神的負担は強いと心底感じました。

 

ー また少し仕事の話に戻ります。管理職の経験が長くおありですが、部下の育て方のコツを教えてください。

 

私は当初、部下は自分で育てなければいけないと思っていたのですが、そうではなくて、素質のある部下は自分で伸びていくので、それをサポートすればいいだけだと気付きました。目標を設定して、それができることに向けてサポートしていく。

 

しかし一方で、その仕事が向いていない部下もいる。その場合は、その部下が才能を発揮できる別のミッションを探すことが必要だと思います。

 

また管理職の上に上司がいるわけで、上司とのコミュニュケーションも大切です。中間管理職ですから(笑)。

 

ー お仕事されていて一番うれしい瞬間はどんな時ですか?

 

クライアントが喜んでくださった時です。例えばたとえばあるクライアントが、上場のためにどうしても必要な人材がありまして。5人の優秀な人材を紹介し、ご入社いただきました。結果としてそのクライアントはマザーズに上場されまして、尊敬していました社長にもとても感謝されていると言われました。尊敬している社長さんにいただく言葉は心に響きます。また、入社いただいた方々もいきいきとお仕事されていらして、そういう時に本当によかったと思います。また、先日も、転職をお世話した若い方が「志村さん本当にありがとうございます」と、わざわざお煎餅をもってご挨拶にきてくださったんです。嬉しかったですね。

 

クライアント、転職された方々、そして当社と3方面にメリットがある現在の仕事に私はやりがいを感じています。

 

ー 大切にされている価値観は何ですか?

 

好きな仕事を続けることが、結果、夢をかなえると思っています。

 

オリックスで人事に配属されたときはどうして?と思いましたが、結局人事の経験が活かして人事コンサルティングの仕事を続けています。私は、人が好きなのかもしれません。仕事を続けるためには、好きなことの方が続けられる、続けるために勉強や努力そして人脈は必須です。

 

仕事を続けることで得られるもの物も多い、仕事と子供(プライベート)のバランスが人生を豊かにするものではないでしょうか。

 

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