女性支援に関わって20年!そんな私だからこそ見える「現代女性の苦悩」(前田典子さん・前半)

  長年人材育成の仕事に関わり、多くの女性を支援してきた前田さん。なぜ女性支援に関わったのか?そしてその中から何に気づいたのか?

 

今回は前編です。後編はこちらから。

 

 

 

 ―前田さんは、現在、女性活躍をはじめとして人材育成のお仕事をされています。ここに至るまでの略歴をお教えください。

 

もともと金融の仕事をし、そこから人材育成の仕事に移りました。その後、研修会社の立ち上げも経験しました。その後、起業し、様々な企業の女性活躍支援プロジェクトに関わったり、個人向けコーチングやワークショップを開いたりしています。

 

 

―なぜ、女性活躍の分野に興味を持たれたのですか?

 

新卒で入社した東京銀行(三菱UFJ銀行の前身)は、当時としては珍しく女性の管理職が何人もいました。活躍する女性たちを間近で見て「私も彼女たちのようになれたら良いな」という憧れが芽生えました。自分らしく仕事をし、自分の人生を確立している女性たちが、すごく素敵に見えました。その経験が、私をこの分野に駆り立てたのだと思います。

 

―「身近に、ちょっと先を行く先輩・・まさに「メンター」がいることで、自分のキャリア形成への意欲に火が付いたのですね。まさに育キャリカレッジが目指すことを体現されてきたんですね。

 

はい、その通りです(笑)メンターの存在はとても大きかったです。

 

―前田さんは、2000年頃からダイバーシティ・女性活躍推進に関わっていらっしゃいますが、約20年を経た今、何らかの社会の変化を感じますか?

 

徐々に良くなっているとは思います。特に制度や環境面ですね。ただその一方で “意識”の面ではまだ進んでいないと感じることも。

 

私自身には子供はいませんが、仕事を通じて、非常に多くのワーキングマザー、そして企業の経営者や男性たちを見てきました。

 

その中で言えることは、男性は、“家事や子育てをきちんとできる”自分の母親のような女性を未だ理想像としているということです。また、女性も、“完璧に家事や育児を遂行することこそ女性の価値”という意識が彼女たちに残っているのです。

 

また企業も、女性活躍支援に向けて制度を整えてはいるものの、「男性が長時間働き、女性はサポート」という、古い価値観が拭い切れていないように思います。

 

―私たちの意識が制度に追い付いていない、ということでしょうか?

 

そんな気がします。いまだに、40年以上も前の、高度経済成長時代の「完璧な家事」が今だに何処かで理想だとされていますよね。でも、それを実現できない子育て世代の女性たちが傷ついてます。そもそも、無理なんですよ。

 

 

 

 

この続きは「後編」に続きます。 

 

  

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload

最新記事
Please reload

アーカイブ
Please reload

タグから検索
Please reload

ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
This site was designed with the
.com
website builder. Create your website today.
Start Now